好きだったものを嫌いになることはあまりないが、
苦手だったものを、ある日突然、好きになることはある。
わたしのそれは、たとえばアボカド、たとえば梅干し。
小さい頃から、白いご飯の真ん中に梅干しが鎮座していると、
梅色のご飯を静かに避けるほどだったのに、
今では、なぜ苦手だったのか我ながら首を傾げ、
すれ違っていた時を取り返すかのように、日々食している。
「梅と星」の順平さんに出会ったことも大きなきっかけ。
いい塩梅の、梅の推し加減。なぜ梅に惹かれ、梅まみれの人生になったのか?
順平さんのマイルド&滋味深いお話を聞くうちに、わたしは梅干しに手を伸ばしはじめていた。
いつか「梅粥ブラボー!」と叫んだ日も忘れない。
念願叶い、Cafuneにて梅干しづくりのワークショップを開催。
今回お届けする梅干しは、そのワークショップでも漬けた昔ながらの塩加減の「梅子」一年漬け。
和歌山の南高梅。塩もしっかり。
結構、本気の梅子です。