まあるいものは、ずっと眺めていたくなる。
ぼんやり見つめては、癒やされ、満たされ、
たまに欠けている部分が気になったり。
月、リース、果実の実、指輪、ボタンの愛おしさ。
ビー玉、くす玉、水風船、わくわくするような溌剌さ。
時計やレンズ、レオナール・フジタのメガネは、時を捉える実直さか?
ベーグル、ドーナツ、パンケーキ、お好み焼きは頬張るしあわせ。
レコードは次の音を探しに後ろを振り返らず、フリスビーは空と遊びつづける。
はじまりも終わりもないカタチ。
手にすると、大きすぎてよくわからない「永遠」というものに、
ほんの少し触れられたような気になる。
そして、いつだって、どこかへ転がっていきそうな冒険を潜めた、
わくわくしたカタチでもある。
そんなものが日常にあるのは、小さな喜びです。